雛祭りも終わりましたので、早速雛人形を片付けて、出しました、五月人形。
いやぁ季節感があっていいですね。息子がすくすくと成長し、強くたくましく育ってくれますように‥。
初節句を迎えるにあたり、いろんな人形屋をはしごして、悩みに悩んで決めた五月人形。飾りながら思い出が蘇ります。
五月人形を購入する2年ほど前に、娘の雛人形をどうするか、いろいろな人形屋さんを巡っていたときに、今は亡き母がこんなことを話していました。
「実家の雛人形をずっと飾っていなかったけれど、久しぶりに飾ったら、あなたが結婚することになった。たまたまかもしれないけど、そんなこともあって、雛人形が幸せな結婚に結びつけてくれた気がしているのよ。」と。
実家にある雛人形は、たしかに7段もあり、飾るだけでものすごく労力がいり、大変だと思います。小さい頃は毎年飾っていたけれど、歳を重ね、だんだん飾るのも大変になったのでしょう。自分の家にある親王飾りだけを飾るのにも一苦労で、7段を飾ることの大変さがよく分かるようになりました。
よく狭い家で置き場所もないし、雛人形や五月人形なんて全然興味ないし、別になくてもいいよ、のようなことを言っている人もいますが、私は母からこのように聞いたこともあり、この風習を大事にしたいと思っています。
両親からの深い愛情を感じる雛人形や五月人形、今後は娘や息子のために毎年飾ろうと思います。
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