奈良県にある老舗中の老舗、鞄工房山本の展示会が名古屋で開催されており、平日のお休みに私1人で行ってきました。
鞄工房山本のランドセルのメリットとデメリットをご紹介します。 ※個人の主観含む
メリット
- 仕上げにコバ塗りを採用
- 一枚革の片ベルトで耐久性アップ
1.仕上げにコバ塗りを採用
鞄工房山本のランドセルの多くは仕上げに、主に高級紳士鞄で採用されている「コバ塗り」という伝統的な技術を取り入れてます。
「コバを磨きニスを塗る」という工程を3、4回繰り返して、完成するコバ塗り。一つひとつ手作業で手間がかかる分、より美しく上品なシルエットに仕上がっています。
2.一枚革の片ベルトで耐久性アップ
肩ベルトはランドセルの部品の中でも長い革を使うので、ほとんどのランドセルの肩ベルトは革をつなぎ合わせて作っているそうです。
しかし、鞄工房山本は、肩ベルトもしっかりと、途切れることなく大きな1枚の生地から切り出していますので、耐久度は抜群です。
デメリット
- 背当てと肩ベルトの内側はソフト牛革ではない
- 立ち上がり背カンでない
- 持ち手はオプション
- デザインが凝りすぎている?
1.背当てと肩ベルトの内側はソフト牛革ではない
工房系ランドセルは革にこだわり、背当てと肩ベルトの内側にソフト牛革を使用することが多いですが、鞄工房山本は、2019年度用モデル以降、背当てと肩ベルトの内側の素材をソフト牛革から人工皮革へと変更しました。
ソフト牛革と人工皮革は、普段使用する分には大差がないですが、牛革などの天然革に強くこだわる方にとっては、マイナスのポイントになりそうです。
2.立ち上がり背カンでない
肩ベルトの付け根が立ち上がり子供の体にフィットするという「立ち上がり背カン」が最近のランドセルの主流ですが、鞄工房山本は、採用されていません。
3.持ち手はオプション
持ち手をつけたい場合は追加で「3,850円(税込)」かかります。親が持つ場合のことを考えると個人的に持ち手は必須なので、我が家の用に持ち手を必要とするのであれば本体価格に上乗せで考える必要があります。
4.デザインが凝りすぎている?
鞄工房山本は、星やハート、お花やリボンなどを使用した女の子が大好きなデザインが多いです。
こちらはフィオーレコスモスというシリーズです。
お花がたくさんで可愛いらしい印象です。
こちらはアンジュールというシリーズです。
内装はカラフルなドット柄でポップな感じです。
どのデザインも子どもは気に入りそうですが、我が家はシンプル路線なので、ちょっと違うかなと思いました。ただし、デザインは完全に好みですので、こちらはメリットになる方もたくさんいらっしゃるかと思います。
まとめ
トータル的に見て、立ち上がり背カンが無いことや、デザイン面などいくつか気になるポイントがあるので、我が家の場合は他のランドセルを選択することになりそうです。
また他のランドセルも実物を確認したいと思っています。確認したらレポートを書きたいと思います。
Webサイト [ 鞄工房山本 ](公式)
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